ヴァンエック子会社のミームコイン指数 年初来で137％上昇
主要なミームコインの価格上昇が続ける中、2024年初めからマーケットベクター・ミームコイン指数が137％以上急騰した。
トレーディングビューのデータ によると、マーケットベクター・ミームコイン指数は今年、SP500指数を15倍以上上回るパフォーマンスを示した。SP500は年初来で9.3％の価格上昇にとどまっている。
ミームコイン指数は年初来で137％以上、過去1年間では186％上昇し、足元では76.60ドルで取引されている。
米資産運用大手ヴァンエックの子会社であるマーケットベクターは、2021年10月31日にミームコイン指数を立ち上げた。この指数は、ドージコイン（DOGE）を30.7％、シバイヌ（SHIB）を28.3％、ペペ（PEPE）を14.5％、ドッグウィフハット（WIF）を12.5％、フロキイヌ（FLOKI）を7.14％、ボンク（BONK）を6.7％の割合で含んでいる。
ブロックチェーン専門家のアンディ・リアン氏は、「ハイリスク・ハイリターン戦略」により、投機的な性格の投資家にとってミームコインを魅力的にしていると指摘する。「これは急速な価格上昇につながるウィルス的な効果を生み出す。多くの投資家は、素早いハイリターンの可能性に惹かれている。ミームコインはそのボラティリティで知られており、投資のタイミングを正しくとるトレーダーにとって大きな利益をもたらすことがある」。
ミームコイン指数の個々の構成要素を見ると、ペペが年初来で482％の最大の上昇を記録し、フロキが372％上昇し、シバイヌが112％上昇して第3位を占めた。ボンクは59％以上上昇したが、それでもSP 500のリターンを6倍以上上回っている。
しかし、この年間リターンにもかかわらず、6つの主要なミームコインは今週売りに出されている。過去5日間でドッグウィフハットが15％以上下落し、最大の下落幅を記録し、ペペは5％以上下落し、トップのミームコインの中で最小の下落だった。
ミームコインには基盤となる実用性がないため、主に各ミームコインのソーシャルメディアでのハイプサイクルによって価格動向を予測するのはトレーダーやテクニカルアナリストにとって困難だ。ミームコインの取引量は、センチメントを測るためにしばしば使用されるが、3月初旬以降、すべてのブロックチェーンで週間ミームコインの取引量は減少している。
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